心理療法の効果をあげる心構えと方法
気張らずリラックスしていただくこと、それだけです。
...と、いうとあまりに寂しいので、これがあれば望ましいというものをあげてみます。
1.変化を受け入れる
人は、変わることを無意識に恐れます。
変わることは、ときに失うものもあるからです。
しかし、なぜ失うかといえば、自然な変化は、より自然な形になるために、要らないものを手放していくということです。
「変わる」というとなんだか、別なものになってしまうという感じがしますが、そうではありません。
むしろ逆で、より自然な形へ戻っていくということです。
私はよく「ありのまま」という言葉を使いますが、「自然体」とも言い換えることもできます。
「ありのまま」は、楽なのです。無理が全くありません。
変化を促すときも、軽くポンっと押してあげれば、氷の上を滑っていくカーリングのように、スーッと動き出します。
はじめに、小さな行動を起せば、あとはドミノ倒しのように、バタバタっと倒れていき、大きな変化を生み出していきます。
自分は、力を入れていないのに、です。不思議です。
「変化」をむしろ、楽しみましょう。
楽しむことが、変化をさらに加速します。
2.「変わりたい」という意志を持つ
言わずとも、皆さん現状を変えたいとお思いでしょうから、もうくどくど言いません。
「絶対、変わるんだっ!」
そう心に決めましょう。
3.日記を書く
日記を付けるのが、最も効果的です。
なかなか、自分では、変化に気付きにくいものです。
それは、徐々に変わっていくからということもありますが、自分のことは客観的に見ることができないから、ということもあります。
変化を、日記に書いていくことで、変化を自覚でき、やる気に繋がります。
また、見逃しがちな、心の変化にも気付けます。
そして、気付くことで、さらに行動も加速していきます。
4.行動課題をやる
セッションが毎回終わるたびに、「行動課題」をお出しします。
お出しする、といっても、セラピストが考えるわけではありません。
クライアントさんに、考えていただきます。
セラピストは、それを引き出すきっかけを作るだけ。
やっても、やらなくてもどっちでもいい、というと、皆さんやってくれないので(笑)、やったもん勝ち!とだけ言っておきます。
やはり、「やる気」ある人は、何も言わなくても、勝手にやっていきますが、やり方がわからない方もいますので、毎回のセッションで、「行動課題」を作り、その進捗状況を確認していきます。
「課題」なんていうと、宿題みたいで、「えーーっ!」と思うかもしれませんが、そんなかた苦しいものでもありません。
第一、クライアントさんご自身で、決めるわけですから、できないような事はやりません。
そこは、お任せください。
いろいろとあげましたが、気になるものをひとつだけでもいいので、意識してみてください。
どれも、効果がお墨付きのものばかりです。
心理療法の回数やペース