前世療法とは何か?
あなたは、「前世」があるとお思いですか?
「前世」というと、”眉唾”の方もおいでなのではないでしょうか。
実は、前世療法は、あまり「前世」の有無については問題にしていません。
それは、「前世」がある無いに関わらず、「前世」を体験できるセラピーだからです。
何故でしょうか。
そもそも、前世療法は、退行催眠のセッション中に生まれました。
退行催眠中、幼児期から、胎児期(おなかの中の記憶)、さらに記憶を遡っていったとき、クライアントの記憶に無い
「前世」らしきものを見た、という症例があったのです。
そして、その「前世」の記憶から、さまざまなことを思い出し、「現世」の問題の解決に関する重要なヒントを得て、その人の人生に、劇的な変化をもたらしたのです。
私個人としては、「前世」があったらいいな、と思っています。
輪廻転生や、魂の存在も、そうです。
霊感の無い私には、あるか無いかは、正直わかりません。
だから、あるとも、無いとも断言できない。
ただ、あると思っていたほうが、断然生きやすいのです。
辛いことがあっても、自分で選んだ人生なんだ、と思えば、自分で何とかしようという勇気が湧いてきます。
自分自身で今の境遇を選び、自分自身で、その課題をクリアするために生きていると考えたほうが、謙虚な気持ちで、人生と向き合うことができるからです。
少なくとも、辛いことがあっても死のうとは思いません。
「前世」があるか無いかという問題は、哲学です。
あると思う方にはあるし、無いと思う方には無いのです。
だったら、自分の思うように生きたほうがいいと、私は思います。
前世療法の良さは、そんな前世の有無に関わらず、「前世」を体験することで、気付きや心の変化を体験できることです。
前世療法の実際
催眠とは、もともと潜在意識と対話するための方法です。
通常、潜在意識と対話する方法は、夢を見ているときか、催眠状態に入るかのどちらかだと思います。
もちろん、感性のとても鋭い人や、普通の人でも慣れれば、催眠に入らなくとも、潜在意識と対話することはできます。
しかし、慣れが必要です。
そして、催眠によって、潜在意識と対話することで、心の中にある自分の本当の思いに気付くことこそ、催眠療法の目的です。
だから、前世療法は、自分の潜在意識から引き出した、自分の本当の思いであるかもしれません。
「前世」という名の空想かもしれないし、妄想かもしれません。
でも、それさえたいした問題ではありません。
なぜなら、そこから得た答えで、救われることがあるからです。
私は、セラピーは結果を出すものが優れた方法だと思っています。
どんなに、科学的に証明されていようが、立派な論文が発表されていようが、役に立たない方法など、臨床の現場では、何の意味もないのです。
だったら、たとえ、仕組みが解らなくとも、結果を出せる方法のほうが、断然いい、そう思うのです。
ただし、この前世療法というセラピーは、万人に効果があるものでもありません。
前世を知ったからといって、全ての人たちの人生が変わるかといえば、そんなことはありません。
本当に、自分と向き合い、自分の問題を解決したいのなら、「現世」の自分と関わる姿勢が一番大切だと、私は考えています。
「現世」と向き合うことが辛いからといって、「前世」に救いを求めている人には、私はおすすめできません。
前世療法の意義
では、なぜ前世療法があるのでしょうか。
前世療法が、臨床の現場で使われている理由は、「はまればすごいから」といえると思います。
また、「現世」でどうしても解決できない問題(持って生まれた病気、カルマ)を解決した事例もあります。
また「前世」らしきものから、何かを学び、気付き、人生を深めることのきっかけをつかもうとするのなら、大きな成果を得ることもできると思います。
いずれにせよ、それを受ける人の心構えによって、まったく違った意味を持つと思うのです。
前世療法とは、人生を豊かにする可能性を秘めたセラピーである。そう言えます。
>前世療法の効果