こころの休憩室(心理コラム)

あえて怖い方を選ぶ

・本当にやりたいことをする
・好きなことをする
・ワクワクすることをする

これが、自分らしく生きるための唯一の方法です。そのとおりにすれば、簡単に幸せになります。

ですが、ほとんどの人は、そうしません。本当はやりたくないことをして、嫌なことを我慢してやって、ワクワクすることよりもやるべきことを優先します。

なぜそうなってしまうのかというと、「怖い」からです。

本当にやりたいことをしたい……

でも、家族に反対される。
でも、お金がかかる。
でも、休みが取れない。
でも、自信がない。

これって、もっともな理由に思えますが、すべて「怖い」からやりたくないんです。

家族に反対されて傷つくのが怖い。
お金が減ってしまうのが怖い。
休みを取るのが怖い。
自信がないから怖い。

「怖いからできない」と言えば、まだ分かりやすいですが、家族が、お金が、忙しくて、ともっともらしい理由をつけると、みんな「そりゃ仕方ないよね」と騙されてしまいます。

そして、本人も、自分で自分を騙していることに気づいていません。

作家の本田健さんや、女優の常盤貴子さんは、迷ったら、怖いと感じたり、難しいと思う方を選ぶそうです。

あえて、怖い方、難しい方を選ぶ理由って何だと思いますか?

アホだから?
どマゾだから?

たぶんそうではなく、自分の制限を超えるためだと思うんです。

私たちは、気づかないうちに、自分に制限を課しています。~~だから無理、できない、と思うことは、全て制限です。制限の壁にぶつかると、私たちは「怖い」と感じます。そして「無理」「できない」と即座に判断して思考停止します。

怖いと思う方を選ぶ、というのは、この制限の罠から抜け出すには、とてもいい方法です。

怖い方を選ぶと、無理、できないと思考停止することなく、どうしたらできるか?という発想が浮かぶようになります。すると、制限の外側に、瞬時にワープすることができます。

制限の内側と外側では、発想が真逆になります。制限の外側に行くと、なぜ、あれほどできない!無理だ!と悩んでいたのか、理由が分からなくなるほど意識が変わります。そのくらい、制限の内側と外側では、体験する世界が全く変わります。

制限を使って遊ぶのも、いろんなことで一喜一憂できて、大変だけど面白いです。そして、制限を使わない生き方も、また面白いです。

ワクワクする体験には、ジェットコースターのように、楽しさの中にもちょっと怖さがあるものです。

「やってみたい!でも、ちょっと怖い!」

そう感じることをやって、制限の外側に行ってみましょう。きっと、楽しい世界が待ってますよ( ̄ー ̄)

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