こころの休憩室(心理コラム)

天職は誰にでもある

天職は誰にでもある

こんにちは、スナフキンこと、心理カウンセラーの竹内です。

天職って、特別に選ばれた人や、一部の人だけにあるものだと思っていませんか。実際、仕事を何となくやっている人が大半で、天職と感じられるような仕事に就けている人は、少数だと思います。

じゃあ、天職は一部の人だけに与えられた、使命みたいなものかというと、そんなことはありません。誰でも、天職ってあると思うんです。

ただ、天職と言っても、仕事や職業だけに限定されません。お金にならなくてもやりたいこと、仕事に限らず、この人生で経験したいことや、成し遂げてみたいことも含まれます。というか、そっちの方が多いかもしれません。

なぜかというと、天職は自分の人生のテーマを仕事として表現したものだからです。天職って、自分を表現する手段であって職業に限らないんですね。

もっと端的に言えば「自分を生きること=天職」ということなんです。自分を生きるとは、役割に縛られた自分や、偽りの自分ではなく、ありのままの自分、つまり、正直な自分の心に従って生きていくということです。

そして、ありのままの自分を生きていると、「ホントはこれがしたかったんだ!」という天職へと自然に導かれます。頭では忘れてしまっていても、自分がこの世に生まれた意味を魂は覚えています。そして、ありのままの自分を生きると、その魂の記憶が呼び覚まされるような出来事が起きるんですね。

人によっては、夢のお告げとして、あるいは、人からの頼まれごととして、または、人との出会いを通じてなど、いろんな形で現れます。

本当は、すでに人生のあらゆる場面で、天職のヒントはたくさん出ているのですが、ほとんどの人は、気づいていないか、何となく気づいても無視をします。なぜなら、まだ気づくべきタイミングでは無かったからです。

機が熟すには、時間も必要です。

ネパールの秘境の村、ムスタンで村人を飢餓と貧困から救った、近藤亨さんが天職に目覚めたのは、なんと70歳という高齢です。草木も生えぬムスタンの悲惨な状況を見て「この惨状を変えられるのは、自分をおいて他にない」と思ったそうです。

それまでに培った農業技術と、武士道精神で、誰も成し得なかった、荒れ地の開墾という偉業を成し遂げました。その偉業を称えられて、ネパールの最高勲章を受けています。

★近藤亨さんについて

もちろん、誰でもこんなにすごい天職を、持っているわけではないと思います。それこそ、本当に一握りのすごい人だけが持つものだと思います。

ただ、あなたにも、この地球に来て本当にやりたかったことが、きっとあると思います。それをするだけで、心が満たされるような、魂が喜ぶような、そんな生き方があるはずです。

今月の30日、31日に「天職・やりたいこと発見セミナー」を開催します。本当にやりたい仕事や、人生のテーマを見つけて、実現への一歩を踏み出すセミナーです。

詳しくは下記のページをご覧ください。

天職・やりたいこと発見セミナーの詳細

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