昨日はずっと本を読んでました。
どうも、ともさんです。
「うつはウイルスが原因」
と謳った本が新しい視点で
面白かったです。
さて今日は
「人生最大の課題」という
ちょっと大きなテーマです。
人生には
仕事や人間関係など、
さまざまな課題があります。
今回お話しするのは
そういう出来事レベルの
課題ではなく
人生を全般を通しての課題、
いわば人生のチャレンジ目標
みたいなものです。
私が考える人生最大の課題は
「両親」です。
両親の苦手なところ。
両親の嫌いなところ。
両親の許せないところ。
これが人生最大の課題です。
心理学ではシャドーといい、
親の苦手なところは
苦手な人間関係として現れます。
親しい友人。
上司や同僚。
パートナー。
子供。
近しい関係で
必ずと言っていいほど
親の苦手な部分を生き写した
鏡のような存在が現れます。
「こいつ嫌いだからもういい」
そうやって関係を切っても
また別な関係性の中で
シャドーは現れます。
どこかでシャドーと
向き合って認めない限り、
その悩みは永遠に続きます。
なぜ、そんなめんどくさいことが
人生には準備されているのか。
もっといい親の元に生まれたら
そんな苦しみを
味わなくてよかったのに。
そう考える人も
いるかもしれませんが、
私はこう思うんです。
私たちが幸せになるためには
シャドーが必要なんだ、と。
シャドーは、いわば
私たち人類の課題です
この地球には、
「何々でなければいけない」
「何々をしてはいけない」
そんな怖れから生まれた制限が
山ほどあります。
この制限が分離感を生み出し、
争いの火種になっています。
どんなに争いを
正当化したところで、
結局のところ
「こいつ嫌い」
という感情で人は動きます。
夫婦喧嘩も戦争も
全部理屈は同じです。
シャドーが生み出す
怖れを統合すること、
制限を超えていくことで
私たちは進化する。
そして、人類全体が
幸せになる。
私たちは、
そういうシナリオの中で
生きていると思うんです。
まずは、個々人が、
自分のシャドーを受け入れる。
そうすることで、
個人レベルで幸せになります。
その幸せの和が広がって
世界が幸せになります。
だから、人生最大の課題は
人類最大の課題と言っても
いいと思います。
戦争も、
悲しい事件も、
シャドーを統合することで
いずれ消えていきます。
なぜなら、それは全て
私たちの分離意識が
生み出した幻想だからです。
シャドーは分離意識、
つまり、
「こんなものは
世の中に存在してはいけない。
なぜなら、これのせいで
幸せになれないから」
という勘違いから
生み出されています。
でも、それは勘違いです。
本当はシャドーこそ、
私たちに最大の幸せをもたらす
源泉なんです。
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編集後記
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冒頭で紹介した本はこちらになります。
ノーベル賞レベルの発見ですよ、これ。