こころの休憩室(心理コラム)

インナーチャイルドを教育する

潜在意識を変える方法

こんにちは。

心理セラピスト
ライトワーカーの竹内ともひろです。

インナーチャイルドという言葉を
聞いたことがあるでしょうか。

一般的に、インナーチャイルドとは
「子どものときに傷ついた自分」
という意味で使われる言葉です。

そしてあまり知られていませんが、
インナーチャイルドにはもう一つの
意味があります。

それは「幼いわがままな自分」です。

子供には好きなことだけやっていたい、
やりたくないことはしたくないという
自分勝手でわがままなところがあります。

このとき、親や先生から教育を受けることで
好きなことや、やりたいことだけでなく、
やるべきことをやることの大切さや

自分さえ良ければいいと考えるのでなく
人を思いやることの大切さを学んでいきます。

そうして大人としての考え方や
ふるまいを身につけていくわけです。

しかし、教育がうまくいかないと
子供の心のまま大人になってしまいます。

これが「仕事ができない人」や
「自分勝手な人」の正体です。

なぜユダヤ人は優秀な人が多いのか

ユダヤ人は優秀であることで知られています。

ユダヤ人は世界人口の0.2%しかいません。

ですが、

・ノーベル賞受賞者の2割

・アカデミー賞受賞者の3割

それをユダヤ人が占めているということを
ご存知でしょうか。

ユダヤ人は長い歴史の中で
迫害を受け続けてきました。

そんなユダヤ人に子々孫々と伝わる
ひとつの格言があります。

目に見える財産はいとも簡単に奪われる。

ただ私たちの頭の中にある知恵だけは
何人たりとも奪うことはできないであろう。

彼らユダヤ人は教育熱心なことで
知られています。

それは、迫害を受けても
生き延びねばならなかったという背景が
あるからかもしれません。

ユダヤ人が子供に教える話には、
例えばこんなものがあります。

「人生でもらう通信簿には2種類ある。

一つは学校でもらう通信簿。
この点数はあまり気にしなくていい。

もう一つの通信簿は
あなたの人生が終わった日
お葬式の時にもらう。

お葬式でもらう通信簿の点数は
一生かけて上げていきなさい」

すると子供は親に尋ねます。

お葬式でもらう通信簿の点数は
一体なにで決まるの、と。

親は子供に考えさせ
子供の答えを聞いた後で
こう話します。

「あなたの人生が終わった時に
何人があなたの死を惜しんで
あなたのお葬式に参列してくれたか。

何人があなたの死を惜しんで
涙を流してくれたか。

これが、通信簿の点数になる。

そしてこの点数は
収入や社会的地位に比例しない。

つまり、お金持ちになったから
出世したから点数が上がるわけではない。

じゃあ、どうやったら
点数を上げられるのか。

それには、与えること、貢献すること。

人に何かを与え
貢献することでしか
点数を上げることはできない」

これを子供が小さいときから話します。

なのでユダヤ人の根幹には
「愛と貢献の精神」が宿っているのです。

インナーチャイルドを再教育する

他にもユダヤ人の格言や
ユニークな教育法は
まだまだあるのですが、
それはまた別な機会に譲るとして……

今日、伝えたいことがあります。

それは、

「大人になっても
自分を教育することはできる」

ということです。

やり方は至ってシンプルです。

5,6歳くらいの子供を思い浮かべて
大人の自分が教えたいことを教えます。

例えば

「何事も続かないために
何一つ人に誇れるものがない」

という課題があるなら
こんなふうに教えます。

「いいかい。

何事も日々の積み重ねが大事だよ。

毎日、小さなことをやり続けると
それはいずれ大きな結果になり、
あなたの財産になる。

そうやって積み重ねた努力は
あなたや多くの人を幸せにするんだ。

大丈夫。
あなたならできるよ。

応援してるからね」

というようにです。

これは、いくら大人の自分が
頭で理解しても意味がありません。

なぜなら、潜在意識は
理性だけでは変わらないからです。

潜在意識を変えるには、
インナーチャイルドを
納得させ味方にする必要があります。

なので、何度もこのイメージをして
言葉で伝えることが重要です。

何度も何度も伝えていると、
だんだん潜在意識が変わり、
自分の中の信念が変わります。

うまくいっている人の考えを学んだら、
いいことを知れて良かったと
満足するだけでなく
この方法でインナーチャイルドを
教育してください。

今日も応援していますね。

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