こころの休憩室(心理コラム)

長年同じ悩みを抱えている方へ

こんにちは、スナフキンです。

これは、ずっと悩み続けている人へのお話です。

例えば、

10年以上同じ病気で苦しんでいる
もう何年も嫌いな人との関係で悩んでいる
もう何年も経営が上手くいっていない
結婚したいけど結婚ができない

など、ずっと同じ問題で悩んでいる方への話です。

もし、ずっと同じ悩みで苦しんでいるなら、一旦、その問題から離れてください。その問題について考える時間を減らし、その分を、心が軽くなることや、癒されること、楽しいことに時間を使ってください。

そうやって、自分を大切にして、自分を愛する時間を増やしてください。

すると、しばらくしてある時に、ふと問題への解決策が浮かんだり、好奇心が湧いて何かを始めたくなったりします。

そして、ある時、ふと気が付いたら、問題が自然に解決されていたり、問題のことはどうでもよくなっていた、ということに気づきます。

もっとも、悩んでいたことさえも、すっかり忘れているかもしれませんが。

それは本当の問題ではない

問題が膠着しているときは、問題から離れること。つまり、ある程度考えても解決しないなら、問題について、あれこれ考えることをやめることです。

なぜかというと、今、自分が考えている問題は、本当の問題ではないからです。

問題の本質、それは、問題について、何とかしようとする行為が、かえって問題をこじらせているということです。

問題に心を奪われるほど、執着すればするほど、そこにエネルギーを注ぐことになります。すると、宇宙の法則により、その問題はよりパワーアップして、更に問題がこじれます。

何年も悩みが続くというのは、そこに何年もエネルギーを注いできた、ということです。真面目な人や、探求心の強い人は、問題に意識を奪われることがよくあります。

それで、すぐに解決できればいいのですが、中には、そうできないものもあります。そんなときは、問題と距離を置き、できれば楽しいこと、または、癒されることに時間を使うといいです。

すると、リラックスして、ひらめきが起きたり、好奇心が湧いて、本当にやりたいことに気づいたりします。

「楽しいことをすれば、楽しいことがもっと増える」

という宇宙の法則が働き、問題は自然に消えます。

実際、末期がんの人が、くよくよ悩むことをやめて、余命を楽しもうとやりたいことを始めたら、がんが治ってしまったり、病気の進行が止まったり、という例はたくさんあります。

私も、嫌いな仕事について、あれこれ考えるのをやめて、自分の好きなことに時間を使ったら、今の仕事に出会えた、ということがありました。

どうしても解決できないことは、今の自分には解決できないんだと、あきらめてください。そして、自分の心が喜ぶことに時間を使いましょう。

そうすれば、自然に解決されたり、問題そのものがどうでもよくなりますよ。

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