こんにちは、心理セラピストの竹内ともひろです。
何に幸せを感じるかは、人によって違います。
アドラーは、人類共通の課題として、幸せになるには「共同体感覚」を持つことが不可欠だと言っています。共同体感覚とは「私は仲間にとってかけがえのない存在だ」という感覚のことです。
例えば、会社員なら、自分が会社にとって重要な存在だと感じられるかどうかで、幸福感は変わってきます。職場、家庭、友達、サークルなど、そこで自分が温かく迎え入れられていると感じられることが、幸福感には不可欠なんですね。
アドラーは、そんな共同体感覚を育んでいく土台として、3つの条件を挙げています。
1.自分はできると思えること
2.人を信じられること
3.人を喜ばせていること
この3つがあるとき、人は幸せを感じ、感謝の気持ちが自然に湧いてきます。
よく、お年寄りに「おばあちゃん、休んでいてください。家事なんてしなくていいんですよ」と、気づかう場面がありますが、それは、人に喜んでもらいたいという欲求を奪ってしまうことになります。親を手伝おうとする子供に「いいからあっちで遊んでなさい!」と言うのも人に貢献する喜びを、奪っていることになります。
子育てのゴールは、社会の一員としての自覚、つまり、共同体感覚を育むことだとアドラーは言います。子供は親の背中を見て育ちます。つまり、親自身が共同体感覚で生きることが大事なんですね。
そしてこれは、自分を育むときも同じです。共同体感覚を育む3つの条件である、自分はできると思えること。人を信じられること。人を喜ばせていること。この3つの能力を高めていくことが幸せになるためには不可欠です。
そして、この3つは、効果的な方法によって後天的に伸ばせます。どんな家庭環境で、どんな親に育てられたとしても、この3つは効果的な方法で伸ばしていけるんですね。
私が主催する塾や講座は、この3つの能力を高めることを意識した「実践型」です。かなづちの人が水泳の本を読んでも泳げるようにならないのと同じで、理屈を分かっているだけでは、人は変わりません。知識を行動に変え、行動を習慣に変えていくことで人は変わります。必要なことを徹底して実践をしてもらうので、生徒さんたちは、どんどん幸せになるし、やりたいことを実現しています。
ただし「私を幸せにして!」という方は私の方針にそぐわないので、残念ながらお力になれません。コツコツと自分のために努力できた人は、どんどん幸せになるし、自分の想いを現実にしています。
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自分の好きなことで生きていく!という方のために【無料のお試しセッション】を行っています。
・本当はどうなればいいのか
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●編集後記
今月、Kindleより新刊を出します。以前に書いていた長編小説を手直ししているところです。話が長くなりそうなので、漫画みたいに何巻か続きもので出す予定です。
詳細はまた追ってお伝えしますね。