こころの休憩室(心理コラム)

他人を変える方法

こんにちは、心理セラピストの竹内智宏です。

子供が学校の行事の関係で3連休なので、今日は一緒にファミレスに来ています。

ということで、今週のメルマガをお送りします!

★目次
・【コラム】他人を変える方法
・スナフキンのおすすめ図書館
・編集後記

過去と他人は変えられない?

誰かを思い通りにコントロールしたいって、思ったことってないですか?

例えば、子供がいる方なら、宿題を早くやらないとか、早く寝ないとか、なかなか思い通りにならずにイライラすることって、しょっちゅうあると思います。

また、苦手な人や嫌いな人に対し「どうして、この人はわざわざ私が嫌がることをするんだろう?」と思うこともあると思います。

「過去と他人は変えられない」とよく言われますが、実際、この言葉は半分正解で、半分は間違いです。

本当は、過去も他人も変えられます。

過去を変える方法はまた別な機会に譲るとして、今回は、他人を変える方法についてお伝えしたいと思います。

宇宙の法則

このメルマガでも、繰り返しお伝えしていますが、「心に描いたことが現実になる」という宇宙には普遍の法則があります。

例えば、目の前の困った人に「どうしてこの人は〇〇してくれないんだろう」と思えば、思った通りの現実が現れます。つまり、自分が「困った人」と思えば思うほど、相手は「困った人」を演じてくれるというわけです。

「困った人」というのは、自分が心に作り出した幻想に過ぎないんです。

相手の可能性を見る

私は、カウンセリングをするとき、悩んでいる人を、悩んでいる人として見ません。

その人の”真実の姿”を見ます。

どういうことかというと、相手の可能性を見ているんです。

「たまたま、悩んでいる状態のときに出会っているだけで、本来の相手は、素晴らしい能力や魅力を持っているのだ」という前提で話を聞きます。

なので、冷たいようですが、「可愛そう」とも思わないし、「大丈夫かな」と心配もしません。

クライアントを信頼して見守れば、いずれ変化が起きることを経験で知っているからです。

相手の力を信頼する

他人を変えられるというのは、半分正解だと言いました。半分正解というのは、都合よくは変わらないけれど、本来の姿には導けるという意味です。

親が子供に対して(どうしてこの子はダメなんだろう)と否定的に思っていれば、できない子供に育ちます。

逆に(この子は何でもできる)と心から信じているなら、それを口に出そうが出すまいが、できる子に育ちます。

(この人は困った人だ)と思えば、相手は親切にも、困った人という状態を見せてくれます。

(この人は素晴らしい)と思えば、相手は愛を持って、素晴らしい状態を見せてくれます。

ただ、これは相手を自分の思い通りにできるということではなく、その人が本来持っている一面を見せてくれるということです。

本来のその人ではない部分は、いくら自分が望んだとしても、見ることはできません。元々、自由奔放な人に、(傍にずっといてくれる人だ)と思っても、思い通りにはなりません。

なので「他人は変えられる」というのは「本来の姿に導ける」という意味では半分正解なんです。

あなたが変わって欲しいと思う人はいますか。

その人が、本来の魅力を発揮している姿や、あなたと相手の理想的な関係を築いている姿を思い描いてみましょう。そして、常に相手を「素晴らしい人だ」という前提を持って接してください。

そうすれば、いずれ相手は、あなたの望む通りに変わっていくでしょう。

スナフキンのおすすめ図書館

このコーナーでは不定期で、私のとっておきの一冊をご紹介します。

★目醒めへのパスポート

本当のあなたを憶い出す、5つの統合ワーク

並木良和 著

https://amzn.to/2N0WFzh

「真実の自分に目覚める」ことの意味や、そのための方法を伝えています。

目覚めのための「統合ワーク」が載っていて、関野あやこさんの「アンフィニ」というテクニックとよく似ていますが、並木さんは、自分の過去世から、この統合のワークを”教えてもらった”ようです。

並木さんいわく、真実に目覚めるためには、2020年がタイムリミットで、それ以降は、目覚めた人と眠った人とに二分化していき、眠っている人は、望んでも目覚めが難しくなると言います。

(すでに今の地球でも二極化がどんどん進んでいますよね)

それが本当かどうかは分かりませんが「本気で望めば、目覚め(変化)は早く起きる」というのは実感しています。

でも、考えてみたら、2020年って、あと2ヶ月ちょっとしかないじゃん!!

急かすわけではないですが、内容も面白いので、気になる人は読んでみてください。

★目醒めへのパスポート

本当のあなたを憶い出す5つの統合ワーク

並木良和 著

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■編集後記

ドラマ「まだ結婚できない男」を毎週見ています。

前作の「結婚できない男」が、ちょうど自分が独立した時期で、懐かしさもあり見ています。

そういえば、あの頃の阿部寛さんが出演するTRICKや、ドラゴン桜、最後の弁護人などの”変人”役が好きでよく見てました。

普通の役だと惹かれないのに、変人役だけ好きなのは、私が変人だからでしょうね。

( ̄ー ̄)

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