●人柄主義の時代
風の時代は
「見えないものに価値がある」
と言われています。
時代の流れなのか、
こんな話があります。
Google の人事担当者に
どんな人を採用するんですか?
と尋ねたところ、
「Good-natured person」
と答えたそうです。
Good-natured personとは
(生まれつき)いい人
という意味です。
つまりGoogleの人事採用者は
仕事ができるかどうかの前に
「人間性を重視する」と
いうんですね。
優秀な人ほど、
個性的でこだわりも強いので、
組織で揉め事を起こしやすい。
それが原因で、
プロジェクトが頓挫したり、
無駄な時間が膨大にかかる。
だから、
優秀な人材は外部で雇い、
社内には揉め事を起こさない
いい人がいいんだそうです。
いい人と言えば
日本人の専売特許。
これからの時代、
世界の大企業で
日本人が引っ張りだこに
なるかもしれません(笑)
●人として正しい行いをしているか
見えないものが重視される
ということは、
中身が大事だということです。
地の時代には、
多少、人として歪(いびつ)でも、
お金を稼いでいれば、
成功者として崇められました。
また、なぜかお金持ちというだけで
すごい人と思われていました。
しかし、そういった
”ズル”が通用しなくなるのが
風の時代なんですね。
人が見ているところでも、
見ていないところでも、
正しい行いができているか?
ここがとても大事になります。
もちろん正しさと言っても、
人それぞれ違います。
正しさとは、
あくまで自分が心地よいと
感じる基準であり、
他人が決めるものではありません。
自分が心地よいと
感じる基準は人それぞれです。
自分がどんなときに心地よいか。
逆にどんなとき心地が悪いか。
自分の基準を知ることが
風の時代に成幸する
第一歩になるんです。