こころの休憩室(心理コラム)

決めることで未来は変わる

決めることで未来は変わる

こんにちは、心理セラピストの竹内ともひろです。

何かを行うときに【決めて】やるのか【決めないで】やるのかで、全く現実が変わります。

例えば「行けたら行く」というのと「必ず行く」というのでは、全く違いますよね。経験があると思いますが、「行けたら行く」というときは、ほぼ100%行かないですよね(笑)

それと同じように「できればやりたい」というのと「絶対にやる」というのでは、いろんな意味で全く変わります。

この世界では、自分で意識しているか、意識していないかに関係なく、自分が同意したことだけが現実になっています。たとえ、起きた出来事が不本意だと思えても、それは心のどこかで、その出来事が起きることを、自分が同意していたから起きたんですね。

この仕組みが理解できると、現実はある程度、自分でコントロールできるということがわかります。例えば、病気などは、自分が治ることを【決める】と治ることがよくあります。実際、花粉症の方が「もう、花粉症はやめた」と決めたその瞬間に、ピタリと治ったというケースもあります。

決めると言っても、命がけでやるぞ!何が何でもやるぞ!なんて力まず、さらっと決めたらいいんですね。今日のランチはA定食にしよう、くらいの感覚で決めたらいいんです。大事なのは、結果うんぬんではなく自分で自分の行動を選び、決める姿勢です。これがあると、流されるだけの人生に比べて、格段に満足度が上がります。

旅行だって、行き先や目的を決めた方がいいですよね。昔、青春18きっぷで、あてどない旅に出たことがありますが、そのときも「電車だけで行って戻ってこれる場所」「のんびり気分で旅情を楽しむ」ということだけは決めていました。だから、とても満足のいく旅で、今でも時々「行ってよかった」と思い出します。

あなたは、3年後、どうなっていたいですか?

どうなれたら、100%幸せだと感じますか?

なんとなくでいいので、どうなっていたいかを想像してみてください。「そんなふうになりたい」と思えたのなら、今、そうなると決めましょう。そっちに進んでみて、なんか違うと思ったら、いつでも方向は変えられます。もし決めないままに進めば、今までの延長の未来しかやってきませんよね。だから、とりあえずでいいから、自分が魅力的に感じる道に進むって決めましょう。

もし、3年後も今の感じがいいと思うなら「現状維持でいく」と決めてもいいんです。何度も言いますが、大事なのは自分で決めたという自覚です。叶う、叶わないに関係なく、人生の満足度が上がることを保証しますよ。

 

●編集後記

さっき、うぐいすがホーホケキョと鳴いてました。

うぐいすって、春の鳥だと思ったましたが、夏は涼しい高原で過ごすものなんですか??

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